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Disability to This Ability
MusiArm is Musical prosthetics,
Challenging the stereotype towards disability and
change its common sense as one special ability
MusiArmは、当事者の身体的な特性を「価値」と考え、身体表現と音楽表現の融合によって身体の一部を楽器として機能させた、直感的な演奏表現を実現する新しい義手です。義手のエンターテイメント性を拡張し、障害を固有の「能力」として活かすことで、欠損を補うという義手のパラダイムを転換します。
通常の楽器演奏とは異なる身体化した楽器を用いた自由な演奏は、ユーザ個人が持つ経験や習慣によって作られた自己の表現力を引き出します。直感的な動作が音楽表現に作用する新たな演奏パフォーマンスのスタイルを創り出します。
Motivation/Hypothesis
パラスポーツの分野では義足や車椅子が注目を浴びており、陸上男子走り幅跳びで義足選手の記録はオリンピック記録を上回っています。そこで、義肢は障害を隠すための補綴ではなく、身体の「可能性・余白」として捉え直し自由にデザイン・拡張できると考えました。加えて、これまでの義手に関する研究では、機能面に関する開発に主眼が置かれ、自己を表現するエンタテインメント性に着目した提案が少なかったため、身体の自己表現の幅を再構築するMusiArmの開発プロジェクトを立ち上げました。




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